ボートレース浜名湖

浜名湖

伊藤将吉が展開を突いてV!!

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「中日スポーツ後援 湖西市長杯争奪戦 黒潮杯」は12日、優勝戦が行われた。午前中は晴天だったが、6Rを終えると天候は急変。8Rは土砂降りの雨の中での戦いとなった。その雨は一時的なものだったが、湿度の上昇で回転不足の症状が出始め、優勝戦メンバーの星栄爾伊藤将吉笠原亮は10R後のスタート練習の後でもペラ調整室にこもっていた。内枠の徳増秀樹大場敏吉村誠は朝から泰然自若。大場と吉村は早々と作業を終えてリラックスしており、徳増はスタート練習前にペラの最終確認を終えていた。

優勝戦はその徳増が1号艇で絶大なる支持を得た。優勝戦は夕闇迫る中、地元ファンの声援を受けながらスタート。進入はスタート展示と同じく枠なり3対3で、4カドの星がコンマ02と鋭く踏み込み、スロー3艇に重圧を与える。そのまままくるかと思われたが、インから伸び返した徳増に張られて万事休す。2、3コースの大場と吉村は引いての差しになり、1Mは5コースの伊藤に絶好の差し場が開けた。全速差しからバックで立て直しを図る徳増の内を伸びて、2Mを先取り。徳増は2M差し返せず、伊藤は早くも独走態勢に持ち込み、そのまま1着でゴールした。1M最内を差した笠原は道中で吉村をさばいて3番手を追走。吉村は出足を活かして追い上げたが、3周1Mで内を突いた大場と星をさばく事に手間取り、笠原が3着を守った。

伊藤は今年6月の戸田以来、通算24回目、浜名湖は6度目の優勝。県内戦は初のタイトルを獲得し、「嬉しい。自信になります」と笑顔が弾けた。2連単5-1は4580円で12番人気。3連単5-1-6は17920円で41番人気。