福岡
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伏兵・渡邉睦広が3コースまくりで福岡初V!!
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「日本財団会長杯」は最終日12Rで優勝戦が行われた。
大本命となったのは勝てば全国24場制覇となる1号艇の田中信一郎。コンマ09のトップSを決め、あとは先に回るだけかと思われたが、2コースの塩田北斗が大きくへこんだため、カベのないスリット隊形に。セオリー通りに田中はここで渡邉睦広のまくり差しを警戒して、慎重なターンを選択したが、これが裏目に出てしまった。渡邉はまくり差しではなく、強気にまくりを敢行。見事に田中を引き波の中に沈め、先頭へと踊り出た。2番手は岡村仁と烏野賢太の争いとなり、2周2Mで失速した岡村をかわし、烏野が2着に。
配当は2連単11970円、3連単89270円と大荒れ。当地での今年の優勝戦では2連単、3連単ともに最高配当となった。
勝った渡邉はこれが通算10回目、福岡では初V。16年4月戸田以来、2年4ヶ月ぶりの優勝となった。