評判の足となった長岡茂一のアウト戦に期待！

「第40回大江戸賞」の2日目はまずまずの水面コンディション。初日は中止打ち切りで走る機会がなかった永田秀二が連勝、内山文典と濱野谷憲吾が1、3着。そして荻野裕介が2、1着の活躍を見せた。

エンジンのトータルバランスでは、おそらく内山が節イチ。初日に抜群だった荒井翔伍は「いいにはいいけど、安定板がついた方がもう一丁良かった」と。エース濱野谷は「翔伍にまくられないようにチルト05にした。意外に乗れるじゃんと思ったので今節はチルト05で行きます。ペラは山田竜一さんに見せてもらったのに近い形。伸び系の感じにしています」と。エンジン自体は中堅だが、濱野谷と大池佑来は乗りっぷりが別格。もうひと足くれば優勝も狙える。永田は「バランス良くて全体にいい。走るたびに良くなってる感じ」と、エンジンには納得のコメント。長岡茂一は「行き足がかなりいい。周りにもすごく出てると言われました。行き足からのつながりで伸びもいい。これなら外からでも戦えます」と。3日目は5、6枠だが、長岡の一発に期待したい。

残念だったのは熊谷直樹。10Rの展示航走後に体調が悪くなり、離岸不能ということでL返還に。猛暑の中での懸命の整備で熱中症になり、途中帰郷となってしまった。