古結宏が堂々の逃げを決めてV！！

「第29回サンスポグリーンカップ争奪戦」は最終日を迎えた。3Rでは畑竜生が6コースからまくり差しで突き抜けて、尼崎歴代1位となる3連単389830円の超ビック配当を提供。驚きの配当に場内からも驚きの声が上がっていた。

選抜戦は10Rで永田啓二、11Rは飯島昌弘がともに逃げ切った。永田は良機パワーを引き出せなかったが、最後はきっちり白星締め。飯島は予選1位通過ながら準優で敗退。その悔しさを晴らすが如く、最後はコンマ00のタッチスタートを決めて意地を見せた。

注目の優勝戦は、5号艇の間嶋仁志が前付けに出て2コースへ。さらに2号艇の塩田北斗が意表を突いて3カドを選択。進入は15カド2346の隊形になった。スリットでは鈴木勝博がトップSを決めたが、伸び切るには至らず。イン古結宏が先マイから一気に他艇を突き放して首位に立った。塩田はまくりからまくり差しに切り替えたが、古結には届かず。ブイ際を差した鈴木がBS伸びて2番手、塩田が3番手で早くも態勢が決した。3連単1-3-2は1450円で3番人気。

古結は通算19度目、今年初、尼崎通算では4度目のV。準優1号艇でも逃げ切ったのは古結のみで、勝負強さを見せつけるシリーズとなった。