ボートレース下関

下関

男子は山田哲也が差して今年4度目のV、女子は高田ひかるが抜きで初V!!

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「日本スポーツエージェントカップ男女W優勝戦」は、11Rで男子、12Rで女子の優勝戦が行われた。

男子の優勝戦は近況絶好調な山田哲也が優勝した。進入は枠なり3対3。スタートは2号艇の山田と5号艇の星栄爾、6号艇の森永隆がコンマ11のSで駆け抜け、人気を集めた1号艇の中村亮太がコンマ15とやや立ち遅れた。スリット後の動きが光るのは山田。1マークでは中村亮に対してまくると見せかけて、中村亮が握ったところへ俊敏な差しに切り替えた。バックでは山田が中村亮を舟半分捕らえ、2マークはボートをねじ込んで山田が先マイ。その外を中村亮が思い切ってぶん回したが、山田に軍配が上がる。3着争いも熾烈を極め、その中から星が先着した。

優勝した山田は4月から絶好調で、三国、平和島、多摩川に続く今年V4。来年のSGクラシック出場へ早くも王手をかけた。

女子の優勝戦は高田ひかるが嬉しい初優勝を飾った。枠なり3対3の進入からトップスタートを決めたのは3号艇・金田幸子のコンマ09。これに対してインの高田はコンマ19と立ち遅れ。1マークはまくろうとする金田のひとつ内の清水沙樹がそれをガードするような外マイ。高田はその引き波にハマらないところをうまく回ったが、展開が向いた原加央理が差して高田の懐に届いた。11Rと同じような展開となり、2マークをコース有利に原が回ろうとしたが、その上を全速でまくった高田。これがものの見事に決まり、高田が先頭に躍り出た。続く2番手は清水、原、6号艇の中谷朋子で競り合い、原が3周1マークで抜け出し先着。3着には中谷が入線した。

2016年の津で初優出した時には、同様の展開で2マーク、思いっきり外をぶん回して転覆した高田。あれから1年半、あの時のリベンジを達成し、嬉しい初優勝を手にした。