岡村仁、小池修平が2日目を連勝！

2日目はまずまずの水面コンディション。安定板は外され、レースも通常通り3周戦で行われた。

走る前から「このエンジン間違いなくいい」と言っていた岡村仁が抜きと逃げで連勝。伸びに関してはトップ級になっているが、ターン回りには課題を残す。もう一人の連勝者・小池修平はまくりを連発。ただ、機力に関しては「中堅で10点満点中5点ぐらい」と辛口のコメント。「出ていったのは全速で行った分。外ならスタートが分かります」なら、3日目の外枠戦も一発に期待できるか。

現状の節一は濱崎誠か。「ここ2、3年で一番体感がいい。行き足が良くて、たぶん横の人は合わせられないと思う。気をつけるのはSだけ。山口剛になっちゃうからね(笑)」と前節の準優でFを切ってしまった山口の名前を出す余裕も。

楠原正剛はインで2着に敗れてしまったが「行き足から伸びは上の方」と、超抜気配は健在。渡邊裕貴の行き足も強力で、上田健太も変わらず節一か節二クラスのパワーがある。原田正己はマイすぎの症状があり、伸びに影響していたが、合えば全部の足がいい。

また、7Rでアクシデントが発生。スリットで飛び出した大外・小池修が一気まくりに出て、これに抵抗しようとしたイン笠置博之がターンマークに接触。バランスを崩したところへ次々と後続艇が突っ込み、笠置は転覆。乗り上げた艇のうち、上野真之介がエンスト、森照夫は不完走で失格となった。最初に乗り上げた芦澤望は何とかレースを続けたものの、艇に穴が開いてしまい3周2M付近でとうとう沈没失格。芦澤は「水が入ってきて半身浴状態で乗っていましたが、ゴールまで持ちませんでした」と苦笑していた。なお、この事故で森が腰を痛めてしまい途中帰郷になった。

気になるのは上野のエンジンで、「ペラが換わるし、ギヤも曲がってしまった」とがっくり。良かった伸びがどうなるのか、展示気配をチェックしたい。