前本泰和が今年3度目のV！！

ピット離れの優劣はなく、スタート展示同様に枠なりの3対3でスタートが切られた。デビュー初Vを狙う上田龍星がコンマ12のトップショット。1マークはまくり差しに入ろうとしたが、艇先が浮いて流れてしまった。その隙にイン前本泰和が押し切り、2コースの山本浩次が差して次位を追走。上田が接近して来たが、手堅い走りで振り切った。

優勝した前本は「回転が合って優勝戦が一番良かったです」とホッとした表情。「スタート展示で3番(上田龍星)に伸びられなかったし、同体ならと思った」とスタートはコンマ17の安全スリットで押し切った。この優勝で今年3回目、通算105回目、蒲郡は6度目の優勝。「蒲郡は大好きな水面ですよ」と、白い歯がこぼれた。