琵琶湖
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地元勢を退けて吉田俊彦が力強くイン速攻V!!
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GWシリーズ「滋賀県知事杯争奪 第19回ビナちゃんカップ」は平年を下回る寒い日が続いたものの、優勝戦が行われた最終日は朝から晴れ間が広がり、初日以来の気温20度越え。向い風3m、波高3cmという水面で行なわれた優勝戦は、兵庫支部の1号艇・吉田俊彦に対し、川北浩貴、馬場貴也、青木玄太、吉川喜継、守田俊介の地元5選手が挑む図式となった。
S展示と同様に6号艇の守田が動きを見せて、これに5号艇の吉川が連動。両者でスロー域をうかがうも、内3艇は枠番を主張。4号艇の青木が単騎で外に出て、12356カド4の隊形に。
スリットでは5コースの守田がコンマ03と渾身のスタートを決めたが、イン吉田俊もコンマ04としっかり踏み込んで1マーク先制。この速攻にまくり艇は届かず、3コースからまくり差した馬場が吉田俊の内につける。しかしそこから吉田俊が伸びて馬場を振り切り、2マークも先制。ここで馬場は引き離されて、吉田俊がVを確定づけた。馬場は2M先に回った青木を制して2着を確保。青木は後続の守田を抑えて3着に入線し、3連単1-3-4で1610円(3番人気)と人気決着でシリーズの幕が引かれた。
気温が上がった最終日はインがあまり利いていなかったが、「それは全然気にならなかった」と吉田俊。地元勢を一蹴して堂々の逃げを披露、今年2度目の優勝を飾った。