秋元哲が優勝戦の1号艇！

5日目は風向きがはっきりしない時間帯もあり、選手達がスタートに気を使う様子も見られた。

ベスト18によって争われた準優は、1号艇が全て勝利。ただ、10Rの秋元哲、11Rの須藤博倫はともに1マークで差しを許す展開になり、2Mで全速握って何とか凌いだ格好となった。12Rの桐生順平は1Mできっちり先制。ただ、道中では後続を引き離すレースはできなかっただけに、完調とはいいがたい内容だった。

優勝戦のベスト6は100期以降の若手が5選手と、フレッシュなメンバー構成となった。1号艇は秋元。優出メンバーの中では一番の仕上がりで「上位」と自信を持つ。強敵が揃ったものの、スタートで後手を踏まなければ押し切れそうだ。

注目の桐生は2号艇。伸びは悪くない印象だが、豪快ターンが繰り出せる雰囲気ではない。ただ調整が合えば「最近2コースはいい」とコメントしているだけに、逆転もありそうだ。3号艇は唯一の3000番台で優出した須藤。バランス型でチャンスはある舟足になっている。

4号艇は佐藤翼。持ち味の出る位置で「伸びを求める調整を試してみる」と。初日メーンの選抜戦では4カドまくりで万舟券の立役者になっているだけに、その再現もあるか。5号艇は中田竜太。仕上がり的にはここに入ると一番劣る印象。佐藤の仕掛けに乗って食い込みたいところ。6号艇は黄金井力良。行き足は上々で「展開を突ける足はある」と。大外で人気はなさそうだが、食い込めるだけの動きはあるとみていいだろう。