平尾崇典が抜きで今年3度目のV！！

「第34回鷲羽杯」は優勝戦が行われ、平尾崇典が1周2マーク逆転で優勝。2着は茅原悠紀、3着は柏野幸二が入線した。3連単1-3-4は1110円の4番人気。

スタート展示通りレースは枠なり進入。スリットでは人気を集めた平尾、茅原が好発進。他の4人も1艇身残しで1マークの攻防へ向かう。インから力強く平尾が先マイ。村岡賢人は茅原を警戒しながら差しハンドル。茅原は間隙を狙ったが差し込めず流れ気味に。柏野が最内差し。平尾は2マーク突進して来た柏野を冷静にかわして独走態勢を築いた。2着争いは後方から追い上げてきた茅原が、2周2マークで柏野を捕らえて後続を振り切った。

平尾は優勝戦に入ると「機力は劣勢」と嘆いていたが、ここ一番は気力でシリーズリーダーの意地を見せた。今年3回目のVで、このタイトルを連覇。通算75回目のVとなった。