エース機は地元の中山雄太がゲット！

今節は低勝率機シリーズ。上位エンジンがこぞってお蔵入り。そんな中なら、現況最速エンジンと言われる7号機の存在は絶大だ。今回、幸運にも引き当てたのは地元の中山雄太。当地ではいつもやる気ばかりが先行し、エンジンと結果がついてこないことが多い。それでも今回は7号機がパートナーならレースに集中できるはず。「もうペラは叩きました。エンジンに力は感じましたね。他の人と比べたら全体に少しずついい。でも、乗ってる感じが良くないので、ペラはまだ合ってないんでしょうね」と、調整途上といった感じだが、7号機の素性は中山本人もよく知るところ。調整さえしっかり合わせられれば、今節は優勝争いまであるかもしれない。

しかし、今節の主役は赤岩善生で揺るがない。ドリーム戦も当然1枠での登場だ。「今日(前検)のところは普通。地区選の時よりは悪くないね。このエンジンは1月に池田浩二が乗ってから何もされてない。いつも通り上から下まで点検してみる」と前検はいつも通りの作業を淡々とこなす。いつでもどこでもやることは同じ。これがエンジン出しの術を知り尽くす赤岩のルーティーンなのだ。