坪井康晴が堂々の逃げ切りで今年初V！！

熱戦を繰り広げてきた「第52回東京中日スポーツ杯」は最終日、第12Rで優勝戦が争われた。スタート展示では前付けに出た5号艇の花田和明がスロー水域の3コースに入ってインから1253カド46の4対2のスタイルだったが、本番レースでは3号艇の橋本健造が花田の前付けに抵抗。インから1235カド46の4対2スタイルでレースが始まった。

スリット隊形は2コース船岡洋一郎が遅れ気味だったが、インの坪井康晴はコンマ11のトップタイミング。エース級61号機・橋本のまくりを牽制気味に受け止めて、花田らの差し艇も難なく抑え込んで堂々の押し切り、すんなり独走態勢を築き上げた。

2番手争いが激戦となって、花田、橋本、船岡、さらに須藤博倫まで絡んで激しい攻防となったが、足色が優勢ムードになっていた花田が競り勝って2着。船岡が3着でゴール。2連単1-5は1520円で5番人気、3連単1-5-2は3930円で14番人気の決着となった。坪井は昨年5月の唐津戦以来、今年初、通算60回目の優勝となった。