湯川浩司がインから押し切って今年初優勝！！

初夏を思わせる陽気となった最終日。向い風5m、波高3cmと少し波立つ中で、優勝戦が行われた。圧倒的な人気を集めたのは、絶好枠で優勝候補ナンバーワンの湯川浩司。対抗は湯川と同じ大阪支部の山崎郡、さらにパワー上位の亀本勇樹、準優で山崎のインを豪快にまくった吉本正昭が続いた。

進入は枠なり3対3となり、スリットを制したのは唯一0台スタートを決めた吉本正。準優と同じくまくりを狙ったが、2コースの亀本に阻まれてイン湯川には届かず。カド山崎は、まくり差しに切り替えた吉本正と亀本の間隙をまくり差しで切り込む。その間に先マイを果たした湯川がBS首位に立ち、2Mも先に回って首位を確定づけた。

2着には山崎が続き、大阪コンビでワンツー。宮武英司、後藤翔之が3着競り合いを演じたが、3周1Mで内を突いた宮武に軍配が上がった。

3連単は1-4-5で1440円の5番人気と、本命サイドで決着。なかなかリズムに乗り切れなかった湯川にとっては、嬉しい今年初Vとなった。