ボートレース琵琶湖

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待鳥雄紀がエース機のパワー全開でびわこ初V!!

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序盤から波乱の連続となった「スポーツニッポン新聞社杯争奪 第43回八景賞」は、8日の準優勝戦でも1号艇がいずれも勝てず、2万円台の大穴配当も飛び出した。

そんな中、勝ち抜いて優勝戦1号艇を奪取したのは、エースモーター34号機を駆る待鳥雄紀だった。そして2、3号艇はともに準優勝戦でまくり差しを決めた亀山雅幸妻鳥晋也。妻鳥のエンジンは以前に待鳥が駆る34号機とともにダブルエース機とも呼ばれた36号機だ。前回優出モーターの井上大輔が4号艇、そしてベテランの伊藤啓三大庭元明が5、6号艇となった。

優勝戦は、無風状態で波もほとんどない絶好の水面状況で開始。枠なり3対3からスタートを決めたのがインの待鳥で、迷いなくインから速攻に出ると、あっという間に差を広げ、力強く先頭に躍り出る。

3コースの妻鳥がまくり、カドの井上が内を突く。さらにその内を5コースの伊藤が2番差し。2コースの亀山と6コースの大庭がそのあとに続く。バックで早くも独走態勢の待鳥の後ろでは妻鳥、井上、伊藤の3者による次位争いの様相に。そこからパワーに勝る妻鳥が抜け出して2位、伊藤が3位となって決着。

3連単は1-3-5で3240円(14番人気)と、波乱続きの今シリーズだったが、最後は順当な結果で収まった。

優勝した待鳥はこれが今年初Vで通算9度目の優勝、当地は初優勝となった。2着に2秒もの差をつけた相棒のエース機に対し、表彰式では「これを持って全国を回りたい」と話し周囲を笑わせた待鳥。このところ強力な上位モーターが猛威を振るう当地だが、今回もエース機が最後まで衰えぬパワーを存分に見せつけて幕を閉じた。