池永太がインから完勝のVゴール！！

2、3日目は4月にしては低めの気温で行われたが、それに比べれば最終日は気温が上昇。優出した6人の中では、田中豪だけが朝からペラ調整を行っていたが、その他の5選手はのんびりと過ごしているのが印象的だった。

試運転では松下一也が3カドの起こし位置を確認するような素振りを見せていたが、結局は展示、本番ともに枠なりの3対3。

レースは絶好枠の池永太がインからトップスタートを決めると、まくりを狙った松下や差した寺本重宣をあっさり振り切り、2Mを回ったところで逃げ切りVを確定させた。

松下は2Mでも握って回り、寺本を抑えて2着。寺本が3着。桑島和宏は1Mでまくり差しが入らず終始4番手。道中では田中孝明の追撃を何とか振り切った。田中豪は回った後の出足が明らかに弱く、終始最後方のままゴールした。

勝った池永は今年3回目の優勝。通算では26回目で、浜名湖では2回目。序盤からパワーは節一に仕上がっていただけに、29号機の動きには今後も注目したい。