琵琶湖
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深川真二が鮮やかに差し切り有言実行のV!!
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序盤から安定板が使用されるなど、荒れ水面で行われてきた今シリーズ。ラストを飾る優勝戦も雨が降りしきる中、風速4m、波高4cmの水面状況で行われた。
優勝戦は1号艇にエンジンも超抜に仕上がった佐竹友樹、2号艇はF2ながら貫録の優出を決めた深川真二で、この両者が圧倒的な人気を集めた。コース取りで動きは無く、進入は枠なりの3対3。スリットではセンターの上之晃弘と川上剛が遅れ、内外が前に出るV字型の中へこみ隊形に。佐竹がインから先マイを狙ったが艇がバタつき、深川が2コース差しで首位に躍り出た。2Mは深川が先に回ってリードを広げたが、機力で勝る佐竹が猛追。それでも深川が最後まで首位を守りきって、びわこでは4度目、通算82回目の優勝を飾った。
レース前の公開インタビューで「スタートは突っ込めないが、コンマ20の全速で行きたい」と語っていた深川。本番でコンマ19のスタートを決めて鮮やかに差し切り、まさに有言実行の勝利となった。