齊藤仁が接戦を制して今年初優勝！！

「第1回大阪スポーツ賞アクアゴールデンカップ」の頂上決戦が行なわれ、道中の接戦を制した齊藤仁が今年初Vを飾った。

S展示、本番共に枠なり3対3の進入。イン深井利寿がコンマ08のトップSを決めた。1マークは深井が先手を奪ったが、3コースから握って回った谷津幸宏に抵抗して少し流れ気味の旋回に。その隙を突いたのが齊藤と大平誉史明。BSでは内から大平、齊藤、深井の3艇がほぼ並走状態。2マークでは大平が先に回ったが、その内を突いた齊藤が食らいつく。全速握った深井は大平に前を阻まれる格好となり、首位争いから脱落した。

齊藤と大平の決着がついたのは2周2M。内から先に回った齊藤に対して大平は差しに構えたが、3番手から猛烈な追い上げを見せた深井が両者の間に割って入り、大平は深井の引き波をくらって失速。その間に齊藤が独走態勢を築き、Vゴールを飾った。2着には深井の猛追を振り切った大平が入り、3連単2-4-1は8280円の好配当となった。

齊藤は昨年5月の常滑以来、通算40度目、住之江では初の優勝。