琵琶湖
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超抜パワーで星栄爾がまくり圧勝V!
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最終日は、日中の気温は10度前後まで上がり、優勝戦を迎えた競走水面は無風状態で波もほとんどない絶好のコンディションとなった。
1号艇には東本勝利、2号艇は地元の青木玄太と準優でしっかりインから逃げた両者が好枠に。3号艇には準優で差し切り勝ちを演じた秋山直之。そして4号艇にはその秋山に先着を許したものの超抜パワーでシリーズを牽引した星栄爾。5号艇の宮地元輝と勝てばデビュー初優勝の6号艇・川田正人も展開を突く足はあって、激戦ムードが漂う優勝戦となった。
レースは3対3の枠なり進入で始まる。スリットではスタートが心配された2、3コースの青木と秋山がやはり遅れをとってしまう。インの東本はコンマ12としっかりスタートを決めるも同じくコンマ12で飛び出したカド4コースの星が一気にまくって出る展開に。これにはパワーでおよばぬ東本はなす術なく後退。星が抜け出したあとは、内を突いた秋山が2着を順走。星マークで中を突いた宮地と内小回りの青木の3着争いとなったが、終始青木が内を伝って有利に運び3着を死守。3連単は4-3-2で、1番人気の東本が圏外に敗れたものの8690円(32番人気)と万舟には届かず、星の超抜パワーの威力はファンの間にも十分に浸透していたことを如実に物語っていた。
準優ではあわや3着になりかけた星だが、振り返ってみればシリーズを通してワンマンショーといって良い内容で、最後もパワーにものを言わせて完勝劇で幕を閉じた。