尼崎
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吉田俊彦が貫禄逃げで新年V発進!!
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「日本財団会長杯争奪 尼崎大吉決定戦」最終日は強風のため、1Rから安定板使用の2周レースに。その影響もあって、万舟券が5本飛び出す波乱となった。選抜戦も例に漏れず、10Rは向所浩二が全速ブン回しで、11Rは馬袋義則が差し抜けてどちらも万舟券決着。堅いイメージのある正月戦だが、最終日は波乱連発で場内も沸いた。
注目の優勝戦、進入は枠なり3対3。スリットではダッシュ勢が出遅れ、3コース森智也がコンマ08のトップスタート。それでも伸び切るまでは行かず、イン吉田俊彦が悠々と先マイ、そのまま後続艇を突き放して、新春シリーズを制した。ブイ際を差した吉川元浩と森智がBS並んだが、2M冷静にさばいた吉川が2着。3着には森智を競り落とした金子龍介が入った。
優勝した吉田は通算51度目、今年はもちろん初、尼崎通算では16度目のV。今節は予選3位通過ながら優勝戦は1号艇をゲットするなど、「大吉決定戦」らしいツキも発揮して、最後は貫禄のV逃げ。新年最高のスタートを切った。