川北浩貴が気迫のトップSから逃げ切り優勝！！

師走シリーズ第2弾「GⅢマスターズリーグ第9戦」の優勝戦は穏やかな天候の下で行われ、イン川北浩貴が地元ファンの期待に応えた。

優勝戦は枠なり3対3で開始。イン川北がコンマ11のトップSを放ち、早くも頭ひとつ前に出る。そこから隙のないターンで1Mを先制。2コースの福田雅一が差し、3コースの吉田一郎がまくりに出るが、川北には届かなかった。2番差しの川崎智幸とまくり差した大川茂実が福田に接近したが、2番手争いは福田に軍配。2周1Mで川崎が大川を振り切って3着に入った。

今シリーズは川北と福田がともに10戦8勝という素晴らしい成績で優出。優勝戦も両者の一騎打ちが濃厚と見られていたが、最後は川北が会心のスタートを決めて地元の意地を見せた。川北は今年15回目の優出で4度目のV。地元では正月戦、GW戦に続く今年3度目の優勝となった。