ボートレース琵琶湖

琵琶湖

長野壮志郎がまくって今年初優勝!!

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「ヘビー級王決定戦」の最終日は、朝から不安定な天候。雨は降ったりやんだり、風は風向きを何度も変えながら競走水面上を舞っており、優勝戦のファンファーレが場内に鳴り響いた頃には、2マーク上空にくっきりと虹が見えていた。

進入は枠なりの3対3。スリットでは3コース岩崎正哉だけがコンマ24とやや遅れをとり、カドから長野壮志郎が一気にまくって出る。イン北川潤二の逃げを封じて、長野がBSトップに躍り出た。6コース鈴木茂高がまくり差しで続き、さらに内を差した今井貴士が3番手につけた。

外枠3艇で上位を形成していたが、迎えた2Mで北川が内を狙って好旋回。艇が浮いた今井は後退して、北川が3番手に浮上した。その後も北川は強烈な追い上げを見せて、2周2Mでは鈴木を逆転。長野には届かなかったが、シリーズリーダーの意地を見せつけた。3連単は4-1-6で17630円(43番人気)。

優勝した長野は今年5度目の優出で初、通算では14回目の優勝となった。準優勝戦1枠3者のうち、長野だけがインで1着を獲り逃がしていたが、カドから豪快にまくって汚名を返上した。また、今節は「ヘビー級王決定戦」と銘打ったシリーズだったが、優勝戦メンバーで最も体重の重たい長野が制した事で文字どおりの「ヘビー級王」となった。