海野ゆかりが鮮やかなまくり差しでV！！

優勝戦は6号艇の谷川里江がピット離れで飛び出し、1号艇・川野芽唯と2号艇・守屋美穂はこれをブロック。内両者の進入は深くなり、一方で谷川はマイペースのスロー3コースへ。3号艇・平高奈菜がカドへ引いて、126カド345の並びとなった。

スリットでは谷川がドカ遅れ。絶好の展開となった平高が一気のまくりに出るも、流れ気味に。最内を狙った守屋と川野の間隙を突いたのが、コンマ01のトップSを決めた海野ゆかり。極上のまくり差しからBS先行し、2Mもしっかり回った海野がリードを守り切って優勝を飾った。

「良かった…。あ、これは優勝して良かったじゃなくて、Sが残ってて良かったってことです」とコンマ01のドッキリSに安堵の表情。同時に「はみ出たと思った。反省しなくちゃいけない」と苦笑いした。

当地はいつも苦手と言ってきたが、「この優勝で払拭しましたかね？」とインタビュアーの問いに、「はい」とひと言。今まで取りこぼした分も、これからは活躍を見せてほしい。