ボートレース丸亀

丸亀

大嶋一也が2コース差しで優勝!!

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「GⅢマスターリーグ第7戦」の優勝戦は、イン水域を好む顔ぶれがズラリと揃い、コース争いから非常に興味深いメンバー構成となった。しかし、S展示では多少の睨み合いがあったものの枠なりに落ち着き、本番もかえって不気味なほど平穏に枠なりに収まった。…が、3対3ではなかった。3号艇の今村暢孝が後方に引き、3カドに引いたことで2対4のスタイルに。そこからスリットに向かうと、2コースの大嶋一也がやや突出する隊形に。そのまままくりにいくには微妙な隊形だが、インの川崎智幸はたまらず握りマイ。これをすかさず差した大嶋が、そのままVゴールを決めた。イン残した川崎は2着でのゴール。3カドという奇策に出た今村は、差しての3着となった。進入の成り行き次第では一撃が見込めそうだったダッシュ枠3者は、ほとんど為す術もなく終わった。

勝った大嶋の勝利後の談話は次の通り。

「優勝できてよかった。昨日(5日目)と変わらない状態でレースに臨めた。Sはわからないけど、入ってるだろうと思って全速でいった。ツケ回るか考えたけど、川崎君がターンマークに向いたんで、差した。Sで先手取れたのが勝因だと思う。久しぶりの丸亀開催(※注)ということで、浮遊物がチラホラみえて心配だったけど、自分のレースをしっかりやることだけ考えた。(優勝は)久しぶりで本心から嬉しい。今年の残りも、一つひとつ目の前のレースに集中するだけ」。

【※注】丸亀本場の開催は約20日ぶりで、この間、台風18号上陸があり、その際、外海から多くの浮遊物が流入してきた。シリーズ通して、浮遊物を巻き込んでのトラブルが多く発生した。