三国
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君島秀三が渾身の快Sを放ち三国初V!!
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一日を通し穏やかな秋晴れに恵まれ、汗ばむような陽気の中、「日本MB選手会会長杯 第25回たけふ菊人形賞」優勝戦が行われた。右横・追い風2~3m/秒、波高も1~3cmと落ち着いた水面状況で、各選手比較的安定したSからの、軽快な走りでファンの声援に応えた。決まり手は、逃げが5本、まくりが2本、差しが2本、まくり差しが1本、抜きが2本とバラエティーに富んだ内容。配当は、万舟券が2本と多くはなかったが、地元の若手佐藤悠の2着、優勝戦の波乱の結果と、色濃い要因だった。
優勝戦のS展示は、間嶋仁志が前付けに動き312カド564だったが、本番レースでは秋山直之が間嶋の動きに抵抗し132カド456となった。枠主張のモツれから秋山、間嶋の進入位置が若干深くなり、その影響か秋山がコンマ22、間嶋がコンマ33と好枠二者がSで遅れを取った。その隙を見逃さず、センターの君島秀三がゼロ台トップスタートを決め、豪快にまくって首位へ抜け出した。秋山も握って抵抗を見せたが届かず、空いた懐に松尾祭が飛び込み2着。混戦を制した川村正輝が3着でゴールし波乱の優勝戦は2-6-4、39720円の高配当で幕を閉じた。
優勝した君島選手は当地を4優出目での念願の初V、通算24回目の優勝となる。