桐生
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岡谷健吾が初優勝へ王手!
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5日目は昼過ぎから30度近い蒸し暑い気象条件となったが、準優戦が行われる時間帯から雨が降り、終盤は気温も一気に低下するなど選手にとっては調整がやりづらい一日となった。
さて、準優3番勝負は天候同様に荒れムード。準優9Rはインの岩崎正哉がSでコンマ27と立ち遅れ、センター勢がスリットで先行する隊形となった。2コースの山地正樹は外マイし、まくりに沈んだ岩崎は万事休す。その展開を冷静にまくり差した3コースの野澤大二、最内を差し上がった田添康介、さらに外マイで粘る山地の3艇がバックでラップ状態。1周2Mを回っても決着はつかなかったが、2周1Mを先マイした野澤が追いすがる田添を退けて、そのまま1着ゴール。2着に田添、3着に山地正樹が入線し、3連単3万2240円という高配当決着となった。
続く準優10Rでも伸び足上位で人気を背負った絶好枠の大峯豊が飛んでしまった。波乱の立役者は山田雄太だ。Sでコンマ38と大きくヘコんだ3コース泉具巳に対し、4カドから強引にまくりに出た山田がバックで外めの好位置へ。イン立て直した大峯と並走状態となって迎えた2M、渾身のツイケマイを決めた山田はホームで先頭に立ってそのまま1着フィニッシュ。1Mからバックで差し上がっていた2コースの室田泰史は2Mを冷静に小回りして2着。その2Mで後れと取った大峯に対し、2周1Mで好旋回した小宮淳史が3着に入り、またもや3連単8680円の高配当となった。
しかし、準優ラストの11Rは一転してガチガチの決着。予選トップ通過していた1号艇の岡谷健吾はコンマ09という絶妙のSを決め、立間充宏の2コース差し、3コースの地元・金子猛志の全速マイ、さらには最内を差した芦澤望らの攻めを封じて押し切り1着。立間が2着、芦澤が3着に入線して2連単250円、3連単550円はともに1番人気の決着となった。
優勝戦に駒を進めた6選手の機力に関しては、「結局エンジンを出せなかった」という1号艇・岡谷を筆頭に、6選手とも軽快なコメントはなく、抜群気配の選手は不在。山田、室田あたりはまずまずの仕上がりと言えるが、突出した機力がいない。デビュー16年目、通算61回目の優出にして初Vに王手を懸けた岡谷は「なるようになる。(初Vは)あまり意識せずに行く」と静かに燃えている。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
6超抜級 | 大峯 豊 |
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5上位級 | 金子 猛志 室田 泰史 芦澤 望 吉村 茂樹 鈴木 裕隆 齊藤 大将 牟田 奨太 |
4中堅上位級 | 尾崎 鉄也 泉 具巳 吉永 泰弘 山地 正樹 内田 圭 沖島 広和 渡部 悟 内山 峻輔 |
3中堅級 | 北川 幸典 野澤 大二 新藤 哲三 田添 康介 立間 充宏 豊田 光紀 伊藤 宏 秋田 健太郎 岩崎 正哉 関 道 小宮 淳史 平井 紀之 石川 吉鎬 村上 功祐 山田 雄太 岡谷 健吾 小川 時光 村田 敦 本岡 勝利 大場 広孝 村田 友也 鹿島 敏弘 中田 元泰 尾嶋 一広 |
2下位級 | 小菅 文隆 岩井 繁 熊本 英一 木下 陽介 吉田 慎二郎 |
1ワースト | 亀本 勇樹 笠井 広幸 |