ボートレース浜名湖

浜名湖

桑原将光が道中逆転で今年2度目のV!!

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「オレンジリボン運動支援競走 スポーツニッポン菊花杯」は10日、優勝戦が行われた。最終日は平穏決着が多く、優勝戦も今期絶好調で出足が強力な1号艇・水摩敦に人気が集中。今年4度目の優勝に期待が集まった。

進入は枠なり3対3。3コースの萩原秀人がコンマ30と大きく立ち遅れたのをはじめ、水摩と2コースの桑原将光もコンマ20前後とスタートで劣勢。ダッシュ3艇が10~1艇身と理想的なタイミングで飛び出し、4カド安東幸治がまくり攻勢に出る。水摩がインから張り気味に回って先マイしたが、5コースから鋭くまくり差した深谷知博が2番手に浮上した。

BSでは水摩が1艇身以上先行しており、2Mも先マイ必至と見られたが、深谷が水摩の内から強引に回ったために、両者ともにオーバーターン。3番手にいた桑原にとって絶好の差し展開となり、2周ホームで首位に躍り出た。深谷が再び2番手で追走したが、出足に勝る水摩が猛追して2周2Mで深谷を逆転。深谷は3番手に後退し、桑原-水摩-深谷の順で入線した。2連単2-1は800円で4番人気、3連単2-1-5は2700円で10番人気。

シリーズの流れは水摩が完全に掌握していたが、最後の最後にエース機の逆転劇が待っていた。桑原は「伸びは節一」と早々と宣言しており、オーバーターンとなってもしっかり舟が返り、直線に向くとグイグイ伸びて主導権を奪う場面もあった。優勝戦の枠が決まって「伸び始めるのが遅いから、2よりも3号艇の方が良かった」と不安を口にしていたが、終わってみれば結果オーライ。追配参戦で最高の相棒を得た桑原は1月の江戸川以来、今年2度目、通算4度目の優勝を果たした。

62号機は周年記念以来で5回目の優勝だが、4連続で2号艇でのVと珍記録(?)を継続中。次回も2号艇で優出したなら鉄板かも!?