北村征嗣がパワーで激戦を制してV！！

予選道中、連日万舟が飛び出した男女混合の「第11回日本トーター賞」は、V本番でも波乱の展開となった。

進入は枠なりに2対4。S展示から3カドに引いた三井所尊春が、コンマ18のSからダッシュ分伸びて外マイ敢行。インの室田泰史はコンマ11のトップSを踏み込んだが、三井所のまくりに遭い万事休す。2コースから差した北村征嗣と三井所が激しく首位を争う。2M、北村と三井所が競る間に大外からブイ際突いてBS伸びて来た加藤高史が内を差し抜け、首位に浮上。2周1M、加藤の内へ三井所が舟を運んで縺れた展開を、北村がブイ際突いて首位奪回。2周2Mも北村が先取りしてV確定。三井所は猛追届かず2番手も、加藤に先んじられ3着に終わった。2連単2-6、8980円は21番人気、3連単2-6-3、3万7860円は76番人気の高配となった。

北村の優勝は4月の桐生以来、今年2度目で通算は15回目。