若松
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小野生奈が大接戦を制し、大逆転V!!
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小野生奈がまれにみる大激戦を制し、芦屋レディースチャンピオンから連続で今年2回目、若松では初、通算10回目の優勝を飾った。
進入は動きのない枠なりの3対3。スタートは3コースの打越晶が遅れた以外はほぼ横一線。小野のツケマイ攻めをイン岡崎恭裕は握って応戦、そこを塩田北斗が5コースからまくり差し、バックは内に塩田、外に岡崎で両者の優勝争いに絞られたかに思われたが、2マークで意地と意地がぶつかってしまい、両者引くに引けず競り合って大飛び。バック4番手から2マーク小回りを決めた仲谷颯仁がここで先頭に立った。
しかし、レースはまだ終わらない。仲谷が先頭で迎えた2周1マーク、2番手まで浮上していた小野が内々を小回りするとターン出口では仲谷に届いていた。同体になれば、もはやパワーが違う。2周2マークで仲谷が渾身の差しハンドルを入れたが、小野はもはやはるか前方。準優のゴール前逆転も鮮やかだったが、優勝戦も1マーク5番手から驚異的な逆転優勝。小野は「展開が良かったというより、エンジンが押してくれていました」とバッチリ仕上がった62号機に感謝した。
仲谷、岡崎、塩田はいずれも惜敗。そして大外ながらバック3番手に顔を出していたエース機の藤崎小百合も見せ場はあった。近年まれにみる、すさまじいレースだった。
2連単は5420円、3連単は25560円の好配当決着となった。