佐藤大佑が当地初優出に燃える！

ベスト12入りを狙って各レースで激しいバトルが繰り広げられた予選ラスト。永田秀二が初日からのオール2連対をキープして予選をクリアしたが、その永田を4日目連勝の石渡鉄兵が得点率で上回り、この石渡が予選トップ通過。永田が2位で、もう一方のセミファイナル1枠の座へ。

3日目終了時点までの得点上位陣はほぼ順当に予選を勝ち上がったが、若林将は1Mでの不運もあって予選ラストを6着とし、惜しくもセミファイナル進出はならなかった。

レース傾向的には、1号艇が5勝マークしたものの2着は0本。下げ潮、向い風というパワー重視の水面で、非力のイン艇は苦戦した1日に。

5日目はセミファイナル2番勝負がメーン。まず永田が1枠に座る11Rは、伸び抜群の矢崎誠一がカドからどういったレースを見せるかがポイント。矢崎が攻められないとスロー勢有利の一戦となりそうだが、逆に矢崎が伸びて出ると外枠勢にも出番十分。矢崎マークとなる大池佑来は気配的に一息の現状だが、調整の時間は十分あるだけに、矢崎がレースを作った時に、その展開を逃さぬ回り足だけでもきっちり仕上げておきたいところ。

12Rは石渡に対して、他の5人がどんな戦いを挑むかに注目が集まる一戦。石渡は抜群の伸びに加えて回り足も良化し、ほぼ完調の仕上がり。「スタートも0台を行きたい」と気合も十分だ。ただ、ここは地元を代表する攻撃的なメンバーもそろっただけに、決して楽なレースとはならなそう。江戸川初優出に燃える佐藤大佑あたりがカドから豪快に握って行けば、思わぬ波乱の結末となる可能性は十分ありそうだ。