生方厚成が鮮やかなツケマイで今年初優勝！！

西田靖が積極的にコースを取りに動いたが、1号艇の高濱芳久も抵抗。二人は90mまで入り、吉田徳夫と生方厚成が中団構え、田頭実と松本浩貴はダッシュへ引っ張った。

地元の吉田がスタートを決めて締めて行ったが、インの高濱に抵抗されまくり差しにチェンジ。その瞬間、生方がツケマイで駆け抜けた。吉田が次位を確保。3着争いは高濱と田頭で競り合ったが、高濱が振り切った。

優勝した生方は「ダッシュへ引っ張ると遅れるのでスローから行くつもりでした。F持ちでスタートが行けない身だったので、吉田君に付いて行こうと思ってました」と決めては“まくり”だが、吉田の引き出しがあってこその勝利だった。

今期は65走して5.05と絶不調で蒲郡入りしたが、最終的には鮮やかなツケマイで今期初優勝。この後は30日のF休みを経て9月2日の地元戦(桐生)から戦列に復帰して、A1キープに燃える。