浜名湖
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柳沢一が4度目のGI制覇!!
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10R発売中の優勝戦メンバーによるスタート特訓では、2本とも枠なり。しかしスタート展示では市橋卓士が大きくピット離れで遅れて大外回りに。5日目の優出インタビューでも視野に入れていたチルトアップで、一発を狙う仕様にしてきた。
特訓から外に伸びられる気配がまったくなかった茅原悠紀。当然のように人気が集中。万全の状態で優勝戦を迎えているかに思えた。しかし本番で痛恨のスタート遅れ。過去に江戸川のGⅡでインからスタート遅れても小回りして立て直したことはあったが、今回は隣の柳沢一に早々に前をカットされ、万事休す。柳沢はまくり先制を決めると、2Mでは差し迫った岡崎恭裕を振り切って独走でゴール。15年蒲郡周年以来、4度目のGI制覇を果たした。
まくられてしまい、バックは3番手だった茅原だが、道中はさすがの走りだった。2Mで岡崎の内を素早く差し込むと、ホームでは完全に岡崎の内に舟を並べて次ターンを先取。再逆転をまったく許さない走りで2番手を確保した。岡崎は3番手に後退したのち、2周2Mで気持ちが切れたかのようなターン。大きくターンマークを外し、内を回った峰竜太にも逆転を許し、井口佳典にも詰められてしまった。追い込んだ峰を称える声もあるだろうが、今回に関しては岡崎に対しての叱責が多いのではないだろうか。一発を狙った調整に出た市橋は、残念ながらまったく出番がなく、終始最後方でレースを終えた。
勝った柳沢は記念4回を含む通算43回目の優勝。V賞金900万円を加算し、22位までランクを上げてきた。また、この優勝で来年3月の当地SGクラシックの権利を獲得した。62号機は前々節の山室展弘、前節の古田祐貴に続いて3節連続の優勝。エース機の勢いはどこまで続くのか、今後も注目だ。