江戸川
江戸川
攻めのレースを見せた山下友貴が約3年半ぶりのV!!
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
南風が一段と強まった最終日は水面状態も悪く、1R発走時刻を1時間半近く遅らせてのレースとなった。全レースで安定板装着、1~3Rでは周回短縮となり、優勝戦も風と潮はぶつからず波高こそ10㎝だったが追い風が8M吹く中で行なわれた。
レースはほぼ横一線のスリット。人気を集めたイン今井美亜が先マイを図ったが、追い風、追い潮の水面にも関わらず3コースから果敢に握った山下友貴が今井を引き波に沈めるツケマイを打ち、今井は1Mで転覆。山下は4コースからまくり差した若狭奈美子、2コース差しの落合直子を振り切って1着ゴール。2013年12月常滑以来、約3年半ぶりで6度目。江戸川では初優出、初優勝を飾った。
落合は2Mでやや舟がバタつき、その落合と守屋美穂をさばいた若狭が2着。3着には落合が入り、人気の今井が舟券に絡めなかったことで3連単は3万円台の高配当決着となった。
久々の優勝に表彰式で喜びの表情を見せていた山下。逃げ、差しが有利と言える水面状況で「準優が悔しかったし、前日から攻めて行こうと思っていた」という潔い決断が功を奏したと言えよう。
今回優出した6人の内、勝った山下、そして悔しい思いをした今井を含めた5人が来月1日から始まる芦屋のレディースチャンピオンで再び顔を合わせることとなる。