フレッシュルーキー富樫麗加が勝負駆け！

3日目も追い風が強めに吹く中でのレースに。上げ潮の時間帯が多かったことで中盤レースまではそれほど水面が荒れなかったが、下げ潮が入った12Rでは安定板を装着。2周戦で行なわれた。追い風の影響もあったか、3日目はスロー勢が活躍。1号艇が6勝、2号艇と3号艇が3勝ずつで、ダッシュ勢は0勝という結果。配当的にも本命から中穴までの決着が多く、万舟券はオープニング1Rの1本のみだった。

予選ラストを前に得点率トップに立つのは今井美亜、若狭奈美子、山下友貴の3人。それぞれエンジン勝率を思えばパワーを引き出している印象だが、気配的には中堅上位域で乗りっぷりの良さでポイントを重ねている印象。予選最終日は不利枠を残しており、準優1枠の座を巡る争いは最後までもつれることとなりそうだ。

樋口由加里、守屋美穂も準優好枠を狙える位置につけているが、26号機の勝又桜もオール3連対で準優射程圏。伸び足は超抜域で多少のミスがあってもエンジンがカバーしてくれている印象。こちらも予選突破はもちろん、結果次第では準優の内枠まで狙える得点状況だ。

地元勢では石井裕美が8位タイ、平田さやかが10位、そして富樫麗加が15位とこのあたりまでが予選突破可能な位置。それぞれメイチの予選ラストだが、特に当地フレッシュルーキーの富樫は3日目に続く1枠を含めたスロー2走からの勝負駆け。まだ22号機のパワーを引き出し切れてない状況ではあるが、3日目のレース後にも早々にプロペラ調整へ着手。きっちり足元を仕上げた上で予選突破を図りたい。

銘柄級では細川裕子が現在ボーダー上にいる。相変わらず機力面は寂しい状態だが、予選ラストの枠番とテクニックを思えば予選突破はノルマといえよう。