DR戦は西村拓也がインから逃げ切り！

「2017三都市対抗戦 第21回ブルースターカップ」は、強烈な日差しが照りつける中、15日に熱闘の幕が開いた。注目のDR戦は、西村拓也がインから快勝。ただ足自体は威張れるものではない。2着に入った中辻崇人も動きは西村と似たり寄ったりだった。

一方で、いいエンジンを引いている予選スタート組の動きが光った。エース機の遠藤晃司は逆転からの1着発進。「ちょっと合わせないといい状態で走れないが、それでも出ているし、道中でも余裕があった」と。前検は新ペラに換わり不安顔だった大平誉史明も2、1着発進に笑みがこぼれた。「だいぶペラを叩いて出足がよさそうだし、伸びも悪くない」とパワーを引き出してきた。

そして昨年のF連発から大きくリズムを崩している福来剛も道中で競り勝っての1着に「押す足がいいし、回ってからの立ち上がりもいい。レース感はまだまだだが、エンジンがいいし、いいレースができそう」と舌は滑らかだった。

初日の決まり手は逃げが5本、差し3本、まくりと抜きが2本ずつ。配当では3連単万舟券が2本飛び出している。2日目も怪しい番組が多く、穴党の出番が増えそうだ。天候は晴れのち曇りで最高気温は34度の予報がでている。

なおV候補の一人だった熊谷直樹は私傷病のため帰郷となった。