桐生
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片橋幸貴が劇的な大逆転で初優勝!!
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最後に劇的なドラマが待っていた。小雨の中で行われた優勝戦。人気を背負った絶好枠の山崎郡がインに構えたが、4カドから強力な伸びを誇る片橋幸貴がスリットから攻め込んだ。果敢にまくりに出た片橋に対し、イン山崎は何とか合わせて先マイ。そのままバックで後続艇と縁を切って勝負アリと思われたが、2Mで大ドンデン返しが起きた。内から遠藤エミが2M先取りを試み、山崎はターンがやや流れる。その間隙を鋭いハンドルで片橋が割って入って大逆転。ホームで先頭に躍り出ると、そのまま初Vのゴールを決めた。
今大会の優勝者には9月の蒲郡ヤングダービーの出場権が与えられる。まだ権利がなかった片橋にとって究極の一発ツモとなった。「メチャクチャ嬉しいです」と笑顔を見せた片橋はヤングダービーでも勝負強さを見せてくれるに違いない。
なお、宮島ウエスタンヤングの優勝戦でFを切った中村辰也は選出除外。優勝した前田将太はすでに権利を持っていたため、今大会に出場していた予備2位の松尾拓が繰り上がりで出場となり「滑り込めてよかった」と笑顔を見せた。