
尼崎
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選抜戦10Rは東本勝利、11Rは大平誉史明が揃ってイン逃げ。ともに優勝戦レベルの仕上がりを誇っていただけに、最後は余裕すら感じさせる勝ちっぷりで意地を見せた。
注目の優勝戦。コース取りでは石田章央がP離れで遅れを取るが、前付けに出て4コースを奪取。枠なり1234カド56の4対2の隊形となった。スリットでは松本勝也だけがやや後手を踏んだが、他はほぼ横一線。となればイン和田兼輔が先手を奪って一気逃げ。全速でブン回した柳内敬太が2番手で続き、ブイ際を差した石田が3番手で続く。
そのまますんなりかと思われたが、2周1マークで柳内のターンがややモタれ気味となった隙を石田が見逃さなかった。スパッと差し込んで石田が逆転の2位。柳内も再逆転狙うが及ばず3着に終わった。
優勝した和田は通算8度目、今年初、尼崎通算では2度目のV。終わってみればオール3連対、さらに準優の1着で通算500勝も達成。色々な意味でインパクトのある優勝となり、久々の地元Vも嬉しい限り。ここから上昇気流に乗ってきそうだ。
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