ベテラン選手のV争いに注目！

「GⅢ唐津マスターズリーグ」の準優が、強めの追い風の中で行われた。1号艇組の中では10Rの服部幸男と12Rの渡辺豊は逃げに成功も、11Rの平石和男は2コースの渡邊伸太郎に差し切られて2着。12Rの1マークで振り込んだ水長照雄は不良航法で賞典レース除外となった。

優勝戦の1号艇は9戦して8勝、2着1回の渡辺豊で「伸びは選手になって一番いいと思う」と、エース54号機はライバルがマークちぎれになるほど。優勝は2000年2月27日の福岡一般戦を最後に遠ざかっているが、17年ぶりの優勝の絶好のチャンスが到来した。

打倒渡辺豊に燃える中では、地元の渡邊伸の出足が軽快。今節は峰竜太にプレゼントされたペラゲージで臨んでいるが「完璧」と、ブレーキの利きや回ってからの立ち上がりは万全。SG4勝で当地周年覇者の服部は中堅から抜け出せないでいるが、回り足は来させている。ここ一番で格上さばきを披露するかも。

ダッシュ枠は平石に、エース23号機の落合敬一、特別戦の実績十分な後藤浩。捨て枠がない唐津マスターズリーグ。すんなり渡辺豊が逃げるのか。それとも実力者が威厳を示すのか。ベテラン選手の激突に大注目。