ボートレース多摩川

多摩川

インを死守した山崎哲司が今年2度目のV!!

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A1級は11名、飛び抜けた選手が不在で、混戦が予想された今シリーズ。準優進出ボーダーは7点で、ハイレベルの争いとなった。そんな中、予選をオール3連対としたのは山崎哲司。W準優勝戦でも見事に連勝を決めて、優勝戦の1号艇をゲットした。抜群のレース足を武器に鋭いターンを連発し、復調をアピールした。地元からは若林将村田修次の2選手が優出に成功。5号艇の佐藤大介、6号艇の森竜也の進入にも注目が集まる優勝戦となった。

スタート展示では佐藤大の強烈な前付けに村田が抵抗する形になり、4512カド63。村田、佐藤大は90を切る位置からの起こしになった。本番では佐藤大の回り込みに、村田は抵抗せず。山崎がインを確保して152カド346の隊形でスタートした。スリットではセンターコースの吉田一郎、若林がやや優勢だったが、伸び切ることはなく、山崎がインから全速握って先制。バックでは後続を突き放して一気のVを決めた。差しに回った佐藤大が2Mで切り込んできた若林を捌いて2着に浮上。吉田、若林、村田の3着争いは、ゴール前で吉田が頭ひとつ抜け出して決着した。

山崎は今年2度目。多摩川は初優勝となった。