常滑
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大場敏が絶好の展開を見逃さず、まくり差しで優勝!!
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地元の愛知勢が2人、静岡勢が4人という構成になった優勝戦。中でも断然の人気を集めたのがエース50号機を駆る1号艇・星栄爾だ。今節はカドまくり3本とイン逃げで合計4勝をマーク。機力は文句なしの仕上がりで、Vは目前と思われた。
しかしF持ちが響いたのか、星はコンマ17の平凡な仕掛け。さらに2・3コースの吉田隆義、都築正治が大きく遅れて、スリットでは壁なしの状態になってしまった。4カドから上位足の大場敏が伸びて行ったのに対して、星は握って少々流れ気味のターンに。百戦錬磨の大場がそんなミスターンを逃す訳もない。冷静にまくり差しに切り替えると、BS突き抜けに成功した。星も自慢のパワーで執拗に追いかけたが、大場がしっかりブロックしてV。通算では57回目の優勝となった。