石川真二が差し切り優勝！！

近況はセンターが幅を利かせてきた丸亀だが、今節最終日はイン逃げラッシュ。優勝戦もシリーズリーダー繁野谷圭介の押し切りが有力視されたが、少し意外な結果となった。

スリットで最も警戒されたのは、自他共に認める節一の伸びを見せた濱崎直矢だった。本番では左隣の荒井輝年が牽制する形で1Mへ。イン繁野谷は荒井に抵抗。この展開を読み切っていたかのように、早めに落とした石川真二が素早く差しに構え、そのまま突き抜けた。立て直した繁野谷は2着。濱崎が山田康二を振り切って3着となった。

勝った石川の勝利後の談話は次の通り。「嬉しい。P離れが今日は出なかったんで、2コースでいいかと。Sは放ってしまいました。ただのフライングじゃなくて、2本持ってたんで、置きに行く感じだったけど、それ以上に早かった。(ナイターの調整は)難しいには難しいけど、朝がゆっくりできるのがいい。F2で優勝してみようと思って来たんで、優勝できて嬉しい。次の常滑でも、2場所連続で優勝したい」。