佐藤翼、遠藤エミが優勝戦1枠ゲット！

男子は佐藤翼、本多宏和がW準優戦連勝。予選上位の佐藤が優勝戦の1号艇を手にした。守田俊介は前半レースの事故で脱落。ボーダーは下がり、岡田憲行が2、6着ながら優勝戦の6号艇に滑り込んだ。地元からは村田敦、長岡茂一が優出に成功し、山本英志、後藤翔之は脱落。

1号艇の佐藤は「出足がピカイチ」とコメント。上がりタイムも優秀で、イン一気が濃厚なムード。2号艇の本多も同様に出足型で「出足は最近の中では一番いい」状態に仕上がっている。順当ならこの逃げ、差しで決着しそう。3号艇の川北浩貴は「試運転で佐藤くんとは回った後の足が違う」で中堅上位の評価。ここ一番での底力があるタイプだけに侮れないが、一撃で仕留めないと苦しいだろう。4号艇の村田はここに入ると劣勢の足色。中堅下位で、回った後、伸びと苦しい。一発候補は5号艇の長岡。「外なら伸び型でチルトも考える」と。ジカ内が村田ならまくり強攻もありそうだが。6号艇の岡田は「ボートが換わって全体に上昇」で差し場があれば浮上のチャンスも。

女子は12Rで遠藤エミがイン戦2着に敗れたが、前半レースの1着もあり、優勝戦の1号艇をしっかりゲット。評価的には「日高(逸子)、守屋(美穂)、櫻本(あゆみ)選手には負ける」だが、「スタートを決めれば大丈夫」と。スピードは上位なだけに、先マイできれば押し切れるだろう。2号艇の日高は「準優後半が一番良かった」で納得の動き。乗り心地が上昇して戦える雰囲気になってきた守屋もセンター枠なら怖い存在になる。元々伸びはいいだけに侮れない。4号艇の山川美由紀は「エンジン勝率ほどの感じはない」とコメント。それでも近況は絶好調。展開も向きそうな雰囲気で差し浮上には注目。足で注目なのは櫻本。コースは外になってしまったが「優勝を狙える足」とコメント。全速スタートが行ければ面白い。唯一苦しい動きなのは6号艇の田口節子。「中堅下位」でここに入ると劣勢感は否めない。