丸野一樹が逆転でV戦絶好枠を手中！

丸野一樹が前半レースを1着とし、準優も逃げて逆転でファイナル1枠を手繰り寄せた。「ベストの状態ではなかったけど、基本的にはターン回り型。インなら問題ない。今節はSが行けてるのが大きい」と機力も水準以上で、最後もスピード逃げで自身2度目のVを射止めるか。

吉永則雄、深川真二が前半で6着とポイント後退。「前半は1着を取りにいった結果です」と唇をかみしめたのは吉永。最終日は追い風から、優勝戦の時間は強い向い風に変わる予報。それに対し「追い(風)なら2コースの方がいいし、向い(風)なら3コースがいい」と作戦面をポツリ。それでも、「深川さんがいてもやっぱり2コースかな」と、あくまでも枠は主張とのこと。

福井支部からも二人が勝ち上がってきた。下出卓矢は「出てます。体感がいいですね。A1の出走回数もメドが立ったし、絶対にFは切れないけど、向い風が吹くのは朗報ですね。自分は勝手に欲が出るタイプなので…」と、大駆けを狙っているかもしれない。高倉孝太は「足は全部いい。本当はS10ぐらいいきたいけど、分かってないんです。先輩にいってもらおうかな」とアウトからの連動策を目論む。

準優12Rからは深川と丹下将が勝ち上がり。「ペラ叩いてぶっつけだったけどこっちの方がいい。かかりと行き足がいい。3コースだろうね」と深川は余裕のポーズ。地元Vに挑む丹下は、「乗りやすく足は普通よりいいけど、Sが気持ちよくいけてない」と踏み込みへの課題を口にした。