ボートレース浜名湖

浜名湖

原豊土が一気にまくって優勝!!

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「DaiichiTVファイティングカップ」は14日、優勝戦が行われた。最終日は時折り強い追い風が吹き、1~3枠で11勝とスロー艇が主導権を握った。唯一ダッシュ戦で制したのは石川吉鎬。2、3日目は見せ場を作れなかったが、この日は行き足から伸びが好気配。前半2Rは4カドからまくり、後半8Rは2着だったが、大外から鋭くまくり差してバックでは先頭に立つ場面もあり、52号機の力を改めて発揮した。

優勝戦は追い風6メートル。展示タイムは6秒90前後が計測されたが、6秒78と出色のタイムを出したのは3号艇の原豊土。スタート展示ではスリットを過ぎての伸びが目立っていた。進入は展示と同じく123カド456の3対3。イン大池佑来はコンマ17、2コース寺本重宣はコンマ12のSに対し、原はコンマ05のトップタイミング。展示と同じくスリットを過ぎてからグイグイ伸びて、内2艇を飲み込みまくり先制。バックでは後続を一気に突き放した。大池は1Mで座り込んでしまい、4コースの立間充宏がつけ回って追走するが、6コースから大池を避けて最内を差した加藤翔がバックでグイグイ伸び、2Mを先取り。立間は猛追する寺本を振り切って3着を確保した。

今節の原は伸びに自信を見せて3日目は「手前がきてくれたら言うことなし」と言っていたが、最終日は序盤からまくりが続出していただけに、特長を最大限に発揮したといっていい。昨年12月の常滑以来通算7回目、地元・浜名湖では3度目の優勝を飾った。次走は26日からの尼崎・BTSMBP京丹後開設1周年記念競走に出場する。

加藤は6コースから最内を差して2着。エース66号機の力を見せつけた。今節は「行き切れてない」というスタートを課題としていたが、優勝戦はコンマ06と果敢に踏み込んだ。地元勢のワンツーながらも大波乱の決着だった。

2連単3-6は7230円で21番人気、3連単3-6-4は40280円で79番人気。