地元・畔柳俊吾の2節連続Vに期待！

村上奈穂が3日目7Rでイン戦に臨むも、金子猛志にジカまくりを受け6着大敗。かなり深い起こし位置に見えたが、「起こしはあそこから行くって決めてたので…。S力のなさです。もうワンテンポ早く握れば良かった。悔しいです」と、しっかりレースを解説しながらも唇を噛みしめた。データを見ればこの村上、この1年でインに6回入って実に5回も逃げている。「これは女子戦で逃げたものなので…。混合戦では今日が2回目のインで、2戦2敗なんです」と。まだまだ実力不足を認識していたようだが、これから飛躍がありそうにも感じた。

優勝戦へと目を移せば、地元の畔柳俊吾に期待したい。記者は、2年前のマクール本誌で、今年活躍しそうな選手に畔柳の名前を書いたのだが、その年は散々な結果に終わっている。「あの時はせっかく推してもらったのに恥をかかせてしまった。また名前を書いてもらえるように頑張りたい」と。覚えてくれていたのはうれしかったが、ここまで強くなったのはもっとうれしい。前走の平和島でも3カドでVを飾っている。「当然連続優勝を狙っていきますよ。展示タイムも出始めたし、追い上げも利くから足は来ている。進入もメンバーを見てひと晩考えます」と。勝負に徹するレースでぜひとも地元Vを獲得して欲しい。