
浜名湖
浜名湖
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「DaiichiTVファイティングカップ」は3日間の予選が終了した。曇り空の下で行われた予選最終日は激しい星のつぶし合いとなり、2日目まで得点率トップだった寺本重宣が3、2着と勝ち切れず、この日唯一の連勝を果たした大池佑来がトップ通過を果たした。
大池は2連対率34%ながらも近況低調だった63号機の底力を引き出して、盤石のレースぶりを披露してきた。「試したい(ペラの)形があって、そうしたらバランスが取れてきた。上位の次だけど、このエンジンにしては乗れるし、足には納得しています」と、思い通りの仕上がりに笑顔を見せる。「スタートはレースに行くと遅くなって…」と勘通りではないようだが、それでも今節平均タイミングは13と優勝戦メンバーの中でも最も早い。当地初制覇へインから速攻勝負だ。
寺本は2位でのファイナル進出。「伸びは出ていくことないけど、(25号機の)幸田(智裕)選手に少し劣勢だったくらいだし、そんなに悪くない。特長は回ってからのつながりがいいこと。トータルで見れば足は上位ですよ」と、変わらず操作系の良さをアピール。この足なら2コースでより威力を発揮しそう。バック勝負に持ち込めば逆転Vの可能性は十分だ。
地元勢では原豊土と加藤翔が優出を決めた。原は初日から伸びが強力。「特長は伸び型ですね」と本人も伸びには胸を張るが、12Rでは2コースから差したものの、二番差しの岡村将也に出られて3着に敗れたことで「手前にきてくれたら言うことないですね。調整していきます」と、バランスを求めて最終日もペラ調整に集中する。加藤はエース66号機とのタッグ。得点率6位で予選を突破したが、「浜名湖にしてはスタートが早く感じてしまって行き切れてない」と、持ち味の積極策を発揮できていない。「でも、足はいいと思っているし、回ってからの押す感じが特にいい。枠なりからスタートは1艇身行きたいですね」と、優勝戦は6コースから地元&デビュー初Vを目指す。
前節、大場敏が抜群のピット離れと出足を武器にポールポジションをゲットした34号機は、今回も優勝戦に駒を進めた。今回は立間充宏が出足に伸びとバランス良く仕上げ、コース不問の突破力を披露した。「浜名湖仕様にペラをたたいて、全部の足が良くて上位級。特に回り足やブレーキの利きが良くてレースがしやすい」と、機力には満足。大場は宇佐見淳にまくられて準優勝と悔しい結果に終わったが、今度は立間がセンター戦で持ち味を発揮しV奪取のシーンを見せてくれても不思議はない。
3日目12Rにイン逃げで勝負駆けを成功させた柳生泰二は優勝戦5号艇。ドリーム戦士としての意地を見せてくれたが、機力はイマイチ。「スタートが届いてない(今節平均タイミング20)のは足がきてないということ。行き足から伸びは若干弱いし、劣勢ですね」と、今節は景気のいいコメントが聞かれない。「1から外周りとペラを調整して上積みしたい。今年はSGに出たいし、今はダービー勝率がかかっている。1走もムダにできないですから」と、一走入魂の精神で好勝負を演じる。
5上位級 | 立間 充宏 |
---|---|
4中堅上位級 | 矢野 素也 星野 政彦 大川 茂実 松瀬 弘美 吉岡 誠 鳥飼 眞 幸田 智裕 寺本 重宣 原 豊土 加藤 翔 大池 佑来 守屋 美穂 千葉 真弥 池田 奈津美 勝浦 真帆 |
3中堅級 | 中村 裕将 松堂 留美 山田 豊 塩田 雄一 新藤 哲三 内野 省一 下田 哲也 石川 吉鎬 小野寺 智洋 松下 直也 宇野 弥生 横川 聖志 柳生 泰二 照屋 厚仁 岡村 将也 堀本 和也 松山 将吾 |
2下位級 | 大嶋 一也 柏野 幸二 坂本 徳克 田野邊 秀樹 齋藤 智裕 貞兼 淳二 飯島 誠 平田 さやか 佐藤 裕紀 岡部 大輝 |
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