エース機は地元の加藤翔がゲット！

浜名湖は今節も4日間の短期決戦。「DaiichiTVファイティングカップ」が11日に開幕する。今回もエース66号機を筆頭に看板モーターが勢ぞろい。エース機は加藤翔、伸びが強力な25号機は幸田智裕の地元勢がゲット。加藤は「行き足は悪くない感じ」と前節の金田大輔と同様の感触を示唆。幸田は「班で変わらなかったけど、ターンしてからの押しが良かった。力を感じています」と納得の表情。地の利も加味すれば今節の活躍が大いに期待できる。

前節で宇佐見淳が優勝した49号機は、守屋美穂が引き当てた。「追い風の割にスタートが届いていなかった」と不満を口にしたが、宇佐見がターン回りを仕上げたことを伝えると「レースに行ったらいいのかも」と悲観はしていない。連続優勝は途絶えた24号機だが、今回の星野政彦は「回転が上がっていたね」と好感触。「フライングを1本持ってるからスタートは気をつけないと」と課題を残すが、機歴を思えば好レースを展開してくれそうだ。

ドリーム組はこぞって低調機とのタッグ。その中でも柳生泰二の41号機は前節、梶原正が行き足の良さが目立っていたが、「行き足が全然良くなかったです」と柳生は首を傾げた。「ペラを大きく叩いて回転を上げたい。行き足が良くなると同時にピット離れも出る形なんで、ピット離れで出てくれたら楽しみ」と。スタート練習後はじっくりとペラを調整していた。1枠で人気を集めるであろう大嶋一也は27％のモーター。「ペラの形が違うから叩き直した」と早急に調整したが、「回転の上がりが良くなくて、ひとりで乗ってると頼りない感じ。ペラを煮詰めて外回りとか色々やってみます」と多忙なシリーズとなりそうだ。