ボートレース桐生

桐生

渡邊雄一郎が通算11回目のV!!

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5日間開催で行われた「日本財団会長杯」は28日に最終日を迎え、第12Rで優勝戦が行われた。前日から注目されていた3号艇・湯川浩司のピット離れはやはり破格で、展示では2コースまで入り、逆にピット離れ劣勢だった2号艇・中島孝平は6コースに出されてしまった。

迎えた本番でも湯川がピット離れで飛び出して2コースを奪取。だが、前日から「ボクもピット離れはいいので湯川さんが飛んできても大丈夫」と言っていた1号艇の渡邊雄一郎はきっちりインを死守。中島は必死に抵抗して3コースにとどまった。その湯川がコンマ10のスタートを決めたが、イン渡邊もコンマ14を踏み込んでなんとか先マイ。2コースから差す湯川、3コースからまくり差しを狙った中島が1Mでやり合う形となり、渡邊はすんなり後続を押し切ってVフィニッシュ。出足中心に完璧な舟足に仕上げ、通算11度目の優勝を飾った。湯川と中島は競り合ったが、最後は中島に軍配。2連単1-2は410円(2番人気)、3連単1-2-3は800円(1番人気)という激安配当となった。

今節は予選道中から大混戦となったが、最後は近畿地区選(三国)からの転戦組が優勝戦のワン、ツー、スリーを独占する形となり、実力通りの結果を見せた。