1号艇・山崎郡が初Vを狙う！

ルーキーシリーズは5日目を迎え、W準優勝戦の1日。前半6Rでは早速の波乱となり、1号艇の安河内将が6着大敗。5号艇の仲谷颯仁がまくり差しで突き抜けて3万舟の高配当を提供した。残る3戦はイン逃げ決着。2戦合計では山崎郡、仲谷が1、2着で並び、予選トップ通過の山崎が優勝戦の1号艇を手にする形となった。

山崎はデビュー初Vをかけた戦いになるが、「仕上がりに不安はない。あとは自分との戦いになる」と。もちろんプレッシャーを感じる局面だが、足元は万全なだけにきっちり決めたいところ。

2号艇は仲谷。序盤は乗り心地に不安があったが、4日目から上昇。出足、乗り心地が強調できる仕上がりになってきた。山崎がミスをすれば差し逆転もありそう。3号艇は丸野一樹。「郡ちゃんの初Vを応援するつもり。でも優勝は狙いますよ」と。バランス型で悪くない動き。全速勝負で一発を狙う。

4号艇は上村純一。「できれば4コースがいい」で、望みどおりの位置に。伸び型でスタート力が生きる位置。逆転の可能性はありそうだ。5号艇は佐藤博亮。予選2位通過だっただけに「悔しい気持ちはある。それでも優勝を狙える足」なら怖い存在。「上村ロケットに乗ってチャンスをうかがう」と。6号艇は上條暢嵩。ここに入ると多少劣勢だが、ハンドルは的確。「展開はありそう」で、鋭い割り差しを入れてくる。