川尻泰輔が地元初Vへ意欲！

予選トップだった川尻泰輔は6枠1走を白星で飾り、優勝戦1枠を射止めた。「最近は優勝戦で1枠を取れても、全然勝てていない。いつもはリラックスして挑むようにって心がけていたけど、今回は逆に自分を追い込んで緊張感を持ってレースに挑みたい」と川尻。地元初優勝を達成するため、全力投球の姿勢だ。ただ6枠の格上の白井英治が「6枠なら前へつけます」と前付け宣言。これで展開はかなり厳しくなりそうだ。

進入で白井が動く可能性は高いが、様子見で終わる事もあり得る。野添貴裕が「地元の川尻くんに悪いから、前付けにはつき合うよ」と、白井の前付けはカットする意志。金子龍介も伸びが甘いので白井の前付けには相当きつく抵抗しそう。白井は捨て身の前付けにいかない限り、あっても4コースまでと読むべきだろう。

1号艇の川尻はコメント以上にレース足の仕上がりは良く、スタートも決まっている。インで105m手前までの起こしですめば、V確率は4割程度はあるとみたい。野添はターン足の仕上がりがかなり。ただ自力屋で2コースよりも、3コースの方がV確率が高くなりそうではある。

金子はレース足がかなり不安定だ。現状の足で深めのセンター位置だとかなり厳しい。須藤博倫もパワー面は中堅一杯。ただ水面を知るゆえの冷静さはあり、内勢が深くなるようなら妙味はある。

穴党の狙いなら國崎良春か。大外の可能性もあるが、伸びを中心に足はかなり強力。スタートのかかり次第では面白い存在に。白井は正直現状のターン足では優勝は難しいが、地力を考えるとVがないとは言い切れない。