好パワーを発揮した水摩敦がV！！

最終日の常滑は朝から強風が吹き荒れる難コンディション。安定板を装着し、レースは2周戦となった。それでも中盤あたりからやや風も治まり、優勝戦は本来の3周戦で行われた。

戦前に「今日はインが弱いコンディション」と話していたのは、パーフェクトVへ王手をかけた平尾崇典。断然の一番人気に支持されたが、優勝戦の敵はやはりこの水面だった。スロー4艇がほぼ互角のスリットから、平尾がイン先マイに出る。しかし、握った平尾はややオーバーターン。そこをすかさず差したのは水摩敦だった。水摩の4号機もエース機候補のひとつ。BSで舟がかかれば平尾相手でも負ける足ではない。2マークは水摩が丁寧に回ってVを決めた。内を突いた久田武が2着に浮上。平尾は3着に敗れ、3連単は5万円台のビッグ配当となった。